私立探偵になるには
「私立探偵」というのは、会社に属するのではなく、自分の力で開業している探偵のことです。
探偵の技術だけではなく、経営のイロハも学ばなければなれません。
私立探偵になる上で必要なスキルをあげると以下のようなものでしょう。
- 調査の技術
- 運転技術
- 撮影技術
- 話し方の技術
- 経営知識
- 広報宣伝知識
これらはすべて、私立探偵になるために必要なものでしょう。
最初はこれらをすべてひとりで補わなくてはいけない、と考えると、ハードルが高くなってしまうかもしれません。
しかし、簡単に解決できる方法があります。探偵学校に通うことです。
探偵学校に通うのがおすすめ
探偵学校は働きながらでも、まんべんなくノウハウが身につけられます。
そもそも、探偵学校があることをご存じでしたでしょうか?
その名の通り、私立探偵になるために通う学校があります。フィクションではなく、実際に存在しています。
学校へ通うための受講料金は10万円ぐらいから40万円ほどでしょう。専門知識を得るための学習金額としては破格の安さと言えます。
(講義の多さによっても金額にバラつきがあるので、一概には言えません。また、学歴というよりも、「学習歴」という形になる探偵学校がほとんどです。)
調査だけの技術や知識を学ぶ探偵学校や、運営するためのカリキュラムも組まれている探偵学校もあります。
そのため、自分がどれくらいのスキルを身につけたいかでコースを選びましょう。教師はもちろん私立探偵であることがほとんどです。リアルな体験談も聞ける可能性があります。
卒業後は私立探偵になるという道もありますし、家族の調査や配偶者の浮気調査に活かす! という人もいます。
私立探偵学校は、社会人として働きながら通う事もできます。通信教育を行っている学校もありますので、、通いやすく受講しやすい探偵学校を選んでみてください。
探偵学校に行かなくても探偵にはなれる
とはいえ、探偵学校を卒業しなければ、私立探偵になれないという事はありません。
調理師の学校を卒業しなくても飲食店で働けるように、学校は必ず通わなくてはいけない、というわけではないのです。
就職してから、マンツーマンで学ぶという方法も、もちろんあります。
リーズナブルな探偵学校もたくさんありますが、お金に余裕がなく、実践的な知識を得たいならいきなり就職しても問題はありません。
ただ、学校に通った方が就職にも、有利になるでしょう。
薬剤師や医師と違い、私立探偵には資格が必要ないため、こういった学校を卒業したという学歴が、私立探偵になるためには目に見えて分かりやすい資格となるのです。